株式会社 府中駐車場管理公社様

駐車場システム 事例

地域への貢献・民間商業施設との共存を図る駐車場

近隣の民間商業施設の駐車場機器との共通性を有しつつ、精算操作をディスプレイと音声でガイドする精算機の導入によって、“人にやさしい駐車場システム”を実現しました。

プロジェクト概要

導入ソリューション

導入までの背景/課題

株式会社 府中駐車場管理公社様は1996年4月に府中市の市街地再開発事業にあわせて設置された425台規模の大規模駐車場「府中駅南口市営駐車場」の管理委託の受託を機に設立、営業を開始されました。そして永年地域の皆様に親しまれ、2011年10月24日には累計入場台数1,000万台を達成されました。
その結果、当駐車場では精算機1台あたりの処理件数が、多いときには2,000台/日を超える件数を処理してきました。
ゆえに経年消耗劣化も早いため、駐車場を利用されるお客様にご迷惑をおかけしないためにも品質の維持に定期的なメンテナンスや耐用年数に応じた計画的な機器の更新をしていく必要がありました。

導入の決め手

2003年の計画更新時にそれまで使用していた精算機、事前精算機を新型の機器にリプレースしましたが、2つの大きな利点がありました。

・部分リプレースが可能で費用を抑えられる事。
・提携商業施設の割引仕様と共通性がある事。

この2点が計画更新のニーズにマッチしていました。
こうして、2003年以後も一定台数の各種精算機を計画的に更新しています。これらのシステムは近隣の大国魂神社の駐車場機器で同様の運用ができることも地域貢献の大きなメリットの1つです。また将来の拡張性としてこれらの新しい精算機には、電子マネー対応や車番認証機能がオプションとして利用できることもあり、お客様のニーズにあったサービスが実現できるバリエーションの豊富さ、拡張性も導入の決め手となりました。

 

導入効果

1.精算機・事前精算機の故障が少なく、駐車場係員が駆けつけ故障対応しなければならない頻度も減り、顧客サービスの品質が向上しました。結果、当社では信頼性が増したと実感しています。

2.ディスプレイ搭載精算機から流れる音声ガイダンスと映像ガイダンスにより、精算方法が年配のお客様、特に女性のお客様にも分かり易くなり、操作時間が短縮されたことで操作に関する管理センターへのお問合せも減りました。この事はお客様へのサービス向上に大きく寄与しています。

3.精算機・自動精算機が故障した場合には、修理依頼をしてからオムロンフィールドエンジニアリングのエンジニアが迅速に駆けつけて修理対応をしてくれています。また、その修理内容が均質でかつ説明が明快であることも安心感と信頼につながっています。


府中駐車場管理公社 所長 池江 さん、管理部長 田中 さん、副所長 山岡 さん (左から)

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株式会社 府中駐車場管理公社

  • 設立

    平成7年 11月

  • 主な事業内容

    自動車駐車場の経営および受託管理等

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